クワガタ



今年は珍しくクワガタを何匹も捕まえられたので、小さなケースにて飼育を始めました。

最近では田舎といえど、天然モノはそうお目にかかれるものではなくなりましたね。ウチの近所でも滅多に居ません。しかし、私が子供の頃にはそりゃぁ沢山居て、早朝や夜に雑木林に行けば、一晩で10匹近くは捕まえられたものです。

毎日こんな調子で捕まるものだから、大きめのケース内はワラワラとクワガタやカブトムシで溢れかえっていました。(笑)

それに比べると、よほどの田舎でもなければペットショップ等で購入しなければクワガタやカブトムシが飼えないというのだから、今の子供達は不憫です。

特に男の子は、あの独特な光沢を持つ昆虫に憧れるものです。友達のより自分の飼っている方が大きかったりすると誇らしかったりするしね。

逆に、私が子供の頃より恵まれている点があるとすれば、輸入が解禁になって外国産の昆虫を飼える様になった事でしょうか……。ヘラクレス・カブトムシなんか、図鑑を眺めつつ憧れ続けたものでした。(哀愁)

ところで我が家で飼いだしたクワガタですが、なんと11月になっても生きております。私の思い込みでは、クワガタの寿命は一夏限りだと思っていました。

ストーブをたき出した暖かい部屋の中で飼っているから生きていられるのか…とも思いましたが、そんな事もあるまいとネットで調べたところ意外な事実がわかりました。

主な種類 平均的な寿命 越冬の可否
アカアシクワガタ 半年〜1年 不明
オオクワガタ 2〜5年
コクワガタ 1〜3年
スジクワガタ 半年〜1年 不明
ノコギリクワガタ 3〜6ヶ月 ×
ヒラタクワガタ 2〜3年
ヒメオオクワガタ 1〜2年
ミヤマクワガタ 2〜6ヶ月 ×

そうなのです。種類によっては確かに一夏限りの寿命ですが、越冬できるタイプが割と多いのです。ちなみに今、我が家で飼っているのはコクワガタ。

上手に飼えば3年は無理としても、今年の冬くらいは乗り越えて春を迎えられるかもしれません。いやぁ、知らなかったですねぇ。

子供の頃は昆虫博士を自称し、3丁目のファーブルとも自称してた私なのに!

後はオス・メス両方居るので、もし交尾・産卵してくれていたなら2代目の姿を見たいですねぇ。子供の頃にも挑戦した事はありましたが、成功した試しが無かったのです。

サナギにまでなっても、毎日気になって弄ってるうちに死なせてしまう事が多々ありました。(カブトムシの場合ですが)

私もすっかり大人(中年とも言います)なので、今度はちゃんと出来そうな気がするんですけどねぇ……?




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