みんな〜! ザリガニは好きか〜い!? え・・・? 私? もちろん、好きに決まってるじゃぁないか。日に一度は食べなきゃ気が済まないぐらいだね。みんなは違うのかい? ・・・って、本当は食べた事は無いけど実際に美味しいらしいよ。高級フランス料理なんかでも使われたりするらしいし、基本的にエビじゃん。(笑) 昔といっても、ほんの一世代前(親たち)は当たり前の様に食べてたようだよ。 今みたいな飽食の時代じゃなかったから、自分達で簡単に捕まえられて食べられる食材の一つだったんじゃないかな。高級フランス料理ってわけにゃいかなかったものの、サッと醤油味や塩味で茹でただけでも結構、美味しかったらしい。 蛇足ながら、タニシなんかも美味しいそうだ。本当だぞ! 『美味しんぼ』にも書いてあったけど、有名な食通家も食べてたんだから。エスカルゴみたいなもんでしょ、きっと!!(笑) それから、ウチの方では大きいアメリカ・ザリガニの事を『まっかちん』って呼んでたけど知ってるかな? ちなみにウチの親父はカブト虫の事を・・・ 『サイカチ』なんて呼び方もしてたな。これは友達も知らなかった。(笑) んでね、話を戻すけど子供の頃はさぁ、ウチの周りも田んぼがたくさんあったんで、ザリガニ捕りは楽しい遊びの一つだったんだよ。田んぼのあぜ道にあるザリガニの巣に腕をつっこんで捕まえてたわけだ!! 巣の穴の上は、ちょこっと泥で”ふた”の様なものが出来ているんだけど、それをどけた後、近くをパンパンっと叩いただけで手を入れる前にザリガニが居るか居ないかわかるくらいになってたな。もはや達人の領域ですよ!!(爆笑) そんで、居ると確信するやいなやガバッと腕をつっこむわけですが、いかんせん子供の短い腕では肩のあたりまでつっこまないと捕まえられなかったんだよね。 しかし、今になって考えてみるにザリガニの巣の中に違うモノが居たらどうしようとか、よく考えなかったよな。もしかしたら、ザリガニは引っ越した後で蛇がちゃっかり住んでる可能性だってあるよね? それもアオダイショウや ヤマカガシなんかじゃなくてさ、マムシ・・・いや、ツチノコだったらどうしたんだろう? ま、とにかくね、帰る頃には全身、泥まみれ!!(笑) でも、意外にそれで怒られた記憶は無いねぇ。当時はそうやって一日、狩りをするとバケツ一杯くらいは余裕でゲット出来たものです。水が良かったんですよ。 ホタルだってたくさん飛んでたもんな・・・・。 今でも、ちょっと足をのばせばキレイなわき水の出る田んぼが、あるにはある。 『ホタルの里』って名前だったかな。夏にはホタルが見れるという場所なんだけど、実際には自然のホタルじゃないんだよな。ある期間中、業者がホタルを放すんですよ。風流っていやぁ風流だけど、そんなんじゃねぇ・・・。(苦笑) 友達が釣りの方に興味が移っていっても、私はザリガニ捕りの方が良かったな。 ザリガニ釣りならつきあったけどね。駄菓子屋で買った『よっちゃんイカ』を餌と自分のオヤツ兼用で持ってくんだよね!(笑) いつだったか、K君と二人で神社の中にある池・・・っていうか小さい沼みたいな所にザリガニを釣りに行ったんだよね。その神社ってのが、当時からさびれまくった所だったんすよ。もう、誰も管理してないって感じ。(爆笑) だからザリガニ釣りの場合はよく、そこに行ってたんだ。そうしたら、なんとK君 はフナを釣ってしまったんすよ。嬉しくて家に持ち帰ったんだけど、今、考えると恐いよね? もしかして沼の・・・いや、神社のヌシだったりするかもしれないじゃん? そういえば帰る時、沼から「おいてけ〜・・・・おいてけ〜・・・・・」って声が聞こえたとか、聞こえなかったとか。(だから、聞こえないってば!) でも、マジでビビっちゃってた時期があったんだわ。だってさ、その持ち帰ったフナ・・・K君んちには飼う池とか水槽が無いとかいって・・・・。 私んちの池で飼ってたんだもん!! |
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