カミさんと話してるうちに、ラジオ・ネタが盛り上がりました。そう、中学生の頃はよく深夜放送を聞いていたのよ。カミさんも同様だったそうだ。 今どきの若者がどうなのかは知らないが、ウチらが学生時代にはみんな聞いていたものだ。例えばテスト前に勉強をする為に机に向かう時など、さすがにTVを観ながらでは無理でしょ? 私などは漫画を描いたりしてたもんで、普段からラジオが身近な存在だった。 当時、人気があったのは『吉田照美のてるてるワイド』や各パーソナリティが日替わりでやってた『オールナイト・ニッポン』だろう。 レンタル・レコード(現在はCD)が普及していなかった上に、小遣いが少なかったあの頃、欲しい曲はFM放送からラジカセに録音したりもしてたっけ。 放送の選曲も、今のラジカセやコンポなどと違いプリセット・ボタンで一発なんて簡単なものじゃぁない。大きな丸いツマミを手動で動かしながら、最も綺麗に音を拾う場所を選ぶのだ。本体の設置場所も重要なポイントだ。(苦笑) 昨晩に最適だった場所が今晩も良いとは限らない!(爆) 普段聞いている番組の場所は覚えてしまうものだが、たまには気分転換で知らない所も受信しようとしたりもする。すると、夜中で大気が安定しているせいか遠い県の放送や、外国の放送までキャッチしてしまう事もあった。 カミさんも、急に中国語だか韓国語だか聞き慣れない音声が流れた時は恐くなってしまったそうだ。私は得した気になったものだが……。 欲しい曲の録音以外はAM放送の方ばかり聞いていた。パーソナリティのトークが楽しかったし、時折、流行りの曲も入るから音楽も聞ける。 音質にはそれほどこだわらなかったね。おかげで…その当時に好きだったけど手には入れてなかった曲を、後日ステレオのクリアーな音で聞くと違和感を感じてしまう様になった。 あの頃好きだった曲は、モノラルで時折ノイズが混じる音が相応しかったんだと今でも思っている。 |
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